NGOであるNavdanyaでは、有機農法の研究と普及に勤めています。有機農法と在来種の種を利用することにより、農民は種苗会社から種や肥料、農薬を仕入れるために借 金をする必要がなくなります。このことにより多くの農家が毎年多額の借金をすることなく農業が続けられるようになって来ています。でも、多くの農民はすでに有機農法のための伝統的な品種の種も知識も失ってしまっています。そのため、

実験の一つはバラナージャ・システムと呼ばれる混作法で、12種類の穀物を同時に育て、このことにより、単一の作物が畑を覆っているときより害虫にや られづらくなり、また1種類が不作でも他の作物を収穫することが可能にもなります。また、インドの小農の多くが1~2エーカー(0.4~0.8ヘクタール)の 土地しか持っていないことから、小規模の畑で1世帯が十分な栄養をとれるようにするような作物の作り方の実験も行っています。実際、第三世界の栄養失調の原 因の一つ

また、ナヴダーニャ運動に参加した村落は、ジャイヴ・パンチャヤット(命の村落会議)と呼ばれる議会を作ります。この村落会
一方でNavdanyaは国内の中産階級の人々の理解を得ることにも力を入れています。こうして有機農法でつくられた種子の一部はナヴダーニャによって買い上げられ、首都デリーなどにつくられた直営店や定型店舗などでNavdanyaブランドで販売されています。また、週に1〜2回は収穫された作物を直売するマーケットが開かれます。今回はアメリカ、イタリア、オーストラリア、エクアドルなどから研修ボランティアが参加。Navdanya Farm はこういった研修ボランティアに支えられています。
今回参加していたみんなと
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ゲストルームは土壁でシンプルな作りです。