2007/08/17

『教室は台所』タイ編2

「タミちゃ〜ん、こんなにお湯沸かして何作るの?」
「この野菜茹でるの」
「こんなに水いらないよ!」
「・・・。」
野菜をゆでる時は「たっぷりのお湯で…」と教えられて来たんだけど、
日本の常識は世界の非常識
と言う事。
よくあります!
沢山のお湯を作るには、水も、エネルギーもたくさん使うなんて、全然エコロジーじゃない!!
彼らの行動をよく見ていると、お湯を大切に使っている。
先ずほどほどの量の湯を沸かし、アクの少ない物から順番に茹でていく。
例えば、ヤムウンセン(タイの春雨サラダ)を作る時
1、戻した春雨を適当な長さに切って湯がく
2、そのお湯で戻した白キクラゲを湯がく
3、続いてシーフード(エビやイカなど)を湯どうし
4、鶏または豚のひき肉を、軽く団子状にして湯がく
(タイの人はこのお湯捨てるけど、私はスープにして飲んじゃいます!だっていい出汁取れてますから…。)
こんなふうに水や燃料を無駄にしないし鍋も1つでいい、眼からウロコのお湯使い。
少しのお湯で春雨サラダの出来上がり!!
あ〜また教えられました!タイで日本人のもったいない精神!守ろう地球の大切な資源!
こんな事があってからは私も「たっぷり」はやめ「ほどほど」に。そしてよく考えて幾つかのものを順番に茹でる事にしています。時々忘れそうになるけど、忘れちゃいけないヨ、思い出してネ!

あなたも、台所からエコ始めてみませんか?!
*写真はラーさんと私。バンコクの家で。

0 件のコメント: