2020/01/30

忘己利他

https://www.bookclubkai.jp/portfolio/interview07/?fbclid=IwAR1l1U_2NoaqzxuOGGLsAlaDxUzQjl35sG379rmC5cgm4yItlm2LCXzJQj0
                    
                               「祈りを奏でる」より
天河神社宮司 柿坂神酒之祐
柿坂宮司のお言葉は
正にダルマDharna真理です。
*詳しくはBook Club Kai HPをご覧くださいませ。 

以下本文より抜粋 ↓
「神主が奏上する大祓(おおはらえ)という祝詞や仏教の般若心経には、人間の慢心と甘えが一番の罪だとあります。慢心するから人を諌(いさ)めたり、自分のなかに甘えが生まれるんです。自分を掘り下げて瞑想し、慢心と甘えを消していけば、風や木とおなじように自然体になっていきます。」
「本来人間に備わっている精神性や宗教性、そしてお金という現実性が、忘己利他(もうこりた)の精神で循環する世の中を築いていけば、自然と平和を祈れてくると思うんです」

忘己利他とは「己を忘れて、他を利するのは、慈悲の極みなり」という天台宗の開祖、最澄大師のお言葉。

欲望の矛先をどこに向けるか、
小さな自我の満足か
それとも、支えられているすべての
「縁起」に気づき感謝し、
他を利する慈悲を誓願とするのか
一人一人のこころ次第で
世界は大きく変わってきます。
🙏