2016/12/22

私はアトピー!②原因と食べ物

原因は…なに?
2016年の夏にうなじに出来たカサカサ。
1.今年はいつもより剃髪を頻繁にした
2.インドで虫下しの薬を飲んだ
3.インスタントコーヒーをよく飲んだ
インスタントコーヒーの毒性が首の後ろに出るときいたので、
最初は3が原因だと思って止めてみても一向に良くならず。
逆に広がりを見せる。
1は、剃髪する度に、うなじの辺りはカミソリ負けが起こるので、負担増に。
2の疑いが大きい…というのも、腸内環境(細菌、バクテリア)のバランスが乱れた感が大きい。いつもはなんでもない食事も、口内炎や食事後の息苦しさ、排便の乱れが見られることに。
私たちの免疫力は、バクテリアやウイルスなど100兆個の微細な生物たちによって維持されています。そのバランスが崩れれば、どこかに影響が出ることを実感。
特に大腸などの消化器官がカギ。
幸いなことに、内臓ではなく皮膚にでたことで、症状がわかりやすかったこと。
でも、もしかすると内臓の腫れなど以前から起きていたかも。

食品について人体実験のように探ってみる。笑
× 全くダメなもの   △少しなら大丈夫なもの  ◯大丈夫なもの

× 小麦、小麦製品、グルテン、ココナッツミルクや揚げ物など、油の多いもの
   ビール(麦芽・ホップのみのでもYE◯◯◯Uは特に×)
   砂糖(特に白砂糖)、脂ののった魚やゼラチン質の多いもの
   里いもなど粘り気の強いもの、バナナなど南国のねっとりした果物
   天茶、カモミール、チーズ、レトルトカレー(油が多い)科学調味料
△しょうゆ、季節の果物、干し柿、メープルシロップ、みりん、ナッツ類
    ごま油、菜種油、オリーブオイルなどオーガニックのもの
◯でんぷん質の少ないお米(インディカ米やササニシキなど)味噌、塩、梅干し、
 野菜、卵、白身の魚や鶏肉、クミン、ターメリックなど消化を助けるスパイス
 ぬか漬け(植物性醗酵食品)など。

食べ物による反応と症状
*小麦とグルテンは、カサカサと腫れ、かゆみ
*甘味は炎症とチクチクしたかゆみ
*油やゼラチン質の多い魚介類や養殖のもの
    ポツポツとした赤みとかゆみ。
    腕や脚など部分的に出ることが多い

手当

*10日〜2週間試して、回復が見られない時は一旦2-3日止めてから
    次の手当に移るようにしましょう。
    何もしないというのも、時には必要です。
入浴や温湿布、テルミー、ハーブボール、温熱器などの温熱療法は
かゆみを軽減させるのでおススメ。
消化器官、特に腸の働きを整える和漢薬(オウバク、ゲンノショウコ、ガジュツなど)
トリファラー(アーユルヴェーダのハーブ薬)
パンチャカルマ(アーユルヴェーダの体内浄化法)

断食
12月8日は、お釈迦さまが悟りを開かれた成道会。
12月1日〜7日までを臘八摂心といい、宗派によって断食や坐禅などをして、
シッダールタ(お釈迦さま)の苦行を思い、また、悟りを開かれた境地に少しでも近づくことができたら…という修行をします。
私は三日間のお断食。
三日目には、かゆみや炎症がかなり良くなると同時に
「このまま食べなくってもいいかも!」
「不食の秋山さんになっちゃう?」
    笑
でも、欲の中で食欲は強い!
結局、以前より食事量が減ったものの、食べ始めると少しかゆみが出てくることに。

まとめ
断食は確かに効果有り!!
糖質がいけないとか、油を摂った方がいいとか、
人によって違うので一概には言えないこと。
精製された食品と過度な品種改良やハイブリット種、GMO(遺伝子組み換え)
科学的なもの(化学調味料、農薬、化学肥料など)摂取するうちに、
消化器官にダメージを与える…など
いずれにしても、よく噛んで食べ過ぎないことが一番と結論!

症状はかなり改善されましたが、まだ完治までは少しかかりそうです。
いつ、この病の種が発芽し育ったのか解りませんが
アーユルヴェーダでは
「あなたのスカーフが取り除かれても気付かないくらいゆっくり治しなさい」
「発病するのにかかった時間だけ、完治にかかる」
といわれています。
あせらず、ゆっくり治すことも大事ですね。

この体験が少しでもみなさまのお役に立てたら、うれしく思います。
合掌。