いまの時期旬の山菜には、苦味やアクの強いものがあります。それらは分泌物を抑えたり、組織の浄化を促してくれるものです。ただ食べ過ぎると乾燥させてしまうので、山菜は天ぷらにしたり、炒めたり、油と調理する事で乾燥を防いでくれます。
そこで今が旬の「ふき」を使ったお料理を紹介しましょう!写真はコゴミと豆もやしのナムルと野菜のチャプチェですが、韓国料理の知恵をかりると、苦味のものが意外に抵抗なく食べられるかも知れません。
食材:ふき(塩で板ずりして湯がき、皮をむいたもの)
ごま油、半ずりごま、にんにく、塩、みそ、砂糖少々
- ふきは3〜4センチ長さに切っておく
- フライパンまたは厚手のなべにごま油小1、にんにくのすりおろし半かけ、みそ小1入れ中火にかける
- ゆっくり火を入れ、いい香りがしてきたらふきを加える
- 塩、砂糖少々で味を整える※好みで粉唐辛子を入れてもOK!
- 仕上げに半ずりのごまをからめて出来上がり!
Kapha体質の人は油を控えめにして、少しピリッと唐辛子を利かせるのがおすすめです。
Vata体質の人は油を少し多めに、辛味は控えます。砂糖を加えた甘辛もいいですね。
Pitta体質の人は味噌や醤油を使いすぎないように、塩でベースの味付けをしてから味噌と醤油は香り付け程度にしてみて下さい。薄味がおすすめです。
花粉症の方は特に、春、今の時期にしか食べられない山菜を是非お試し下さい!
但し、食べ過ぎはいけません。ほどほどね。