2011/07/30

実は要らない…原発に替わるもの

山田征さんの講演会に行って来ました。
征さんには10年くらい前から、さまざまな表に出ない真実を教えていただいています。
久し振りにお逢いした征さんは全く年を取らない、以前にお逢いした時そのままでした。

「原発を止めたら電気が足りなくなると思い込まされている
原発はすぐには電力を生み出せないし、すぐに止められないので、原発を建てるときに必ずセットとして火力発電所か水力発電所が作られます。
それらはまるでシーソーのように、いつもバランスをとりながら安定した電力を生み出しています。原発が安定して来るとセットの火力または水力発電が止められます。…ということは、原発と同じだけの電力を生み出す発電力はすでにあり、足りているのです! なのに私たちは新しいエネルギーがないと電気が足りなくなると思い込んでいます。太陽光や風力、地熱などの自然エネルギーを作らなければ…と。
新しいものを作ると経済が動くと同時に大量の石油などの資源を必要とし、ゴミを増やし、新たな環境問題を生み出して行きます。 みなさんご存知でしたか?太陽光発電促進付加金。
「太陽光発電促進付加金
もうすでに電気代と一緒に徴収されているのですが、家庭などの太陽光発電による電力買い取りの為に私たちが負担しなければならないお金です。
太陽光発電促進付加金=0.06円×使用電力
太陽光パネルを設置しても11〜12%しか使えず15年程度でゴミとなり、作る時に大量の電気を使うものが、はたしてクリーンで持続可能なのでしょうか?
電気は足りているにも関わらず、様々な再生可能エネルギーを作っていく方向に進み、来年4月からは更に「再生可能エネルギー促進付加金」が上乗せされる事になっています。

経済産業省は「再生可能エネルギー促進付加金」(サーチャージ)および石 油石炭税(一部環境 税)、電源開発促進税、消費税の増税コストを、料金改定を伴わないで自動的に電気・ガス料金に転嫁できるようにするため、通常国会に電気事業法、ガス事業 法の両改正案を提出する。表向きの理由は「料金の見える化」だが、電力業界が料金改定に伴う「政治圧力」を嫌ったことが真相だ。

おまけ:今現在日本で使われている自動販売機の使用電力は400万kW。 福島原発1〜6号機まであわせて470万kWなので、ほぼ福島原発全基分に相当します。
一緒に考えませんか?本当に大切な事。